
相続した家の売却ガイド
相続した家の売却ガイド|高崎市の専門家がわかりやすく解説
相続した家を売るときに最も重要なのは、「売却期限」「税金の特例」「売却方法」の3つを正しく理解することです。
この記事では、高崎市で相続物件の相談を多く受けてきた専門家として、実際の事例や注意点を交えながら、失敗しない売却の流れをわかりやすく解説します。
1. 相続した家はいつまでに売るべき?
結論:相続開始から“3年を経過する年の12月31日まで”がひとつの目安です。
この期限内に売却すると、最大3,000万円の特別控除が使える可能性があります。
✔ 売却期限の具体例
- 相続開始:2024年3月
- 3年を経過する年:2027年
- 売却期限:2027年12月31日まで
2. 「相続空き家の3,000万円控除」とは?
結論:売却益から最大3,000万円を差し引ける税金の特例です。
対象となる家
- 昭和56年5月31日以前に建築
- 被相続人が住んでいた家
- 区分マンションは対象外
※今回のケースは「昭和55年8月27日新築」なので対象になります。
控除額
- 原則:3,000万円
- 相続人が3名以上:2,000万円(令和6年以降)
売却方法
- 家をそのまま売る(耐震基準を満たす必要あり)
- 建物を解体して更地で売る(最も利用される方法)
3. 売却までの流れ
① 相続登記(名義変更)
2024年から義務化。名義が変わらないと売却できません。
② 査定依頼
査定額=売出価格ではありません。
他社が高額査定を出して、結果的に売れず競売になった例もあります。
③ 売却方法の選択
| 方法 | メリット | デメリット | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 仲介 | 高く売れる | 時間がかかる | 少し時間がかかっても高く売りたい |
| 買取 | 早い | 価格が低い | 早く現金化したい |
④ 解体の判断
耐震基準を満たさない場合は、解体して更地で売る方がスムーズです。
⑤ 売却活動
写真撮影・広告・内覧対応など。
⑥ 契約・引き渡し
税金の特例を使う場合は、書類の準備が必要です。
4. 実際にあった相談例(一次情報)
高崎市・昭和50年代の空き家
- 築年数:45年
- 状態:雨漏りあり
- 売却方法:解体して更地
- 売却期間:2ヶ月
- 売却価格:980万円
- 特例:3,000万円控除を適用
- 結果:税金負担ゼロ
ポイント:解体費用はかかりましたが、買い手がすぐ見つかり、税金も大幅に軽減されました。
5. よくある質問(FAQ)
いいえ。ただし放置すると固定資産税・管理費・近隣トラブルのリスクが増えます。
一般的には80〜150万円。広さや構造で変わります。
無料です。現地確認・周辺相場・成約事例まで含めて行います。
注意が必要です。売れずに価格を下げ続け、最終的に競売になる例があります。
全員の同意が必要です。3名以上の場合は控除額が2,000万円になります。
まとめ
相続した家を売るときのポイントは以下の3つです。
1. 売却期限を確認する(3年ルール)
2. 3,000万円控除を使えるか判断する
3. 現実的な査定と売却方法を選ぶ
高崎市で相続物件の売却を検討されている方は、状況に合わせて最適な方法をご提案いたしますので、どうぞお気軽にご相談ください。
